1979年、茗溪学園は学力偏重の中等教育批判に応える教育実験校として、日本最大のサイエンスシティー「筑波研究学園都市」の研究者子弟の教育を目的に、筑波大学、東京教育大学の同窓会「茗渓会」によって、創立されました。開校当初より国際理解教育に重きをおき、正しい選択力と決断力、たくましい実行力、豊かな心を重視した全人的・総合的教育を行っています。
本校は2017年に「国際バカロレア(IB)認定校」となりました。
IBは「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成」をその使命、目的としています。
その使命・目標を実現すべく、世界159以上の国や地域において約5,500校が認定されているIB校の1つとして、本校がこれまで40年以上展開してきた中高一貫教育プログラムに加え、国際都市つくばの地の利を生かして、国立研究所や教育機関、企業等と連携、ご支援を頂きながら、国境、言語、価値観を超えて未知なる課題に果敢に挑戦できる人材を、これからも育ててまいります。
茗溪学園校歌
清水房雄 作詩 三善 晃 作曲
青雲のいや高く にひばり筑波のみどり まかがよふ茗溪の 名に負ふきよき流れは とこしへのゆたかさ湛へ はて遠く海にそそげり |
この園にうちつどひ 生ひたつ桐の若木ら もろともにしげる葉の あまねく照れる光は 新しき世にさきがくる かぎりなき力とならむ |
校技
男子はラグビー、女子は剣道が校技として位置づけられ、中1から高3の全生徒(高3のみ選択)が体育の授業で継続して取り組んでいます。3月におこなわれる校技大会では、クラス対抗で優勝を争います。逞しい体力と強い忍耐力、とっさの判断力や相手にまっすぐ向かっていく強い心を養う茗溪ならではの行事です。