400年の伝統技法「巻筆」を用いた本校教員「書作個展」開催

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つくば美術館にて、茗溪学園書道科 倉持宗起氏による「書作展」を開催中です。

今回は「筆」を展覧会テーマとし、筆の根元に紙が巻いてある「巻筆」(奈良時代より400年伝わる製法)を用いて制作した書作を展示しております。 NHKの番組でも紹介された「巻筆」を、倉持氏が巻筆職人さんに製作して頂き、その筆を用いて約30点の書作品を完成させました。併せて、作品に使用したその巻筆も18点展示しています。

現在、巻筆を作れる職人は、滋賀県にある攀桂堂(はんけいどう)の一件のみとなっており、今ではその筆を用いて書作を行うものはほとんどありません。天皇陛下、皇太子雅子両殿下も台覧された大変歴史のある貴重な「紙巻筆」と書作品を多くの方々に御高覧頂けましたら幸いです。

◎「倉持宗起 書作展」
開催期間: 2014年1月7日(火)~1月13日(月・祝)
開催時間: 9時30分~17時00分(最終日は15時まで)
場 所: 茨城県つくば美術館
つくば市吾妻2-8 ℡029-856-3711
料 金: 入場無料
主 催 者: 倉持 宗起 (筑波大学卒)
茗溪学園中学校高等学校 書道科講師

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