高校2年MGコースの生徒たちは、高校1年時の冬から「17才の卒論」とも呼ばれる個人課題研究を進めてきました。9月27日には中間発表を行い、これまでの研究の成果を発表するとともに、本論文提出へ向けた今後の課題や研究の進め方について、生徒同士や教員との間で意見交換を行いました。
茗溪学園のカリキュラムでは、自分の将来の夢の実現に向けてアカデミックスキルを育成していく集大成として、「個人課題研究」に高校2年生全員が取り組みます。
一人ひとりが興味・関心を持った課題 (テーマ)を選定し、課題指導者(各教科教員)の指導のもとで、約1年間にわたりそれぞれが調査・研究を行います。その研究過程において、筑波研究学園都市の地の利を生かし、大学や研究機関・企業などを訪問し、調査・研究活動の援助やアドバイスをお願いすることもあります。この課題研究を通じて、問題把握と分析、情報収集、情報処理、まとめ・発表等の能力など、 総合的な学術的能力を育成していきます。研究成果である各生徒の研究論文、「要旨集」は、学内に保存され、閲覧できるようになっています。
また、この個人課題研究は、茗溪学園SSHプログラムの中核となっており、中高一貫教育カリキュラムのメリットを生かし、本校では中学段階より個人課題研究のクオリティを高めるための様々な取り組みを実施しています。
テーマは、科学や人文社会学、体育、芸術など多岐に渡ります。この活動を通して、自分の興味を軸に研究テーマを設定し、探究する中で、自身の進路について考えを深めていきます。
個人課題研究の詳細については こちら をご確認ください。