高校2年生IBコースの生徒はMGコースの生徒に1週間ほど遅れて、10月14日(月)から19日(土)の6日間、シンガポールにて研修旅行を実施いたしました。
まずは南洋理工大学(NTU)を訪問しました。大学のアドミッションセンターの方のお話しに加え、本校を2年前に卒業した渡辺さんにNTUでの生活をお話しいただきました。
その後、理工学系と社会学系に分かれてそれぞれレクチャーや体験型の授業を受けるなど充実した時間を過ごしました。「日本国外の大学で学ぶ」ということをより現実的なものとして実感した時間となりました。
10月17日には国立シンガポール大学(NUS)のU-TOWNを訪問しました。NUSも世界大学ランキングで毎年上位にランクインするトップ大学の一つです。アドミッションセンターの方に大学の特徴や入試方法などについて説明していただいたあと、いくつかのグループに分かれてNUSの学生にキャンパスツアーを実施していただきました。そのあとは哲学の模擬授業を受講しました。講義では「What is LOVE?」という奥深いテーマが扱われましたが、どの生徒も積極的にディスカッションをしたり、発表したりと意欲的に学ぶことができました。今回の2つの大学訪問は、進路選択を見つめなおし、選択肢の幅を広げるきっかけとなる貴重な体験となりました。
10月18日には姉妹校である St. Joseph’s Institution(SJI)を訪問しました。SJIは、1学年約270名の生徒が全員IBディプロマ・プログラム(DP)を受講している、世界屈指のトップ校の一つです。今回の訪問では、SJIの高校2年の生徒と「バディ」として1日を共に過ごし、校内ツアー、モーニングティー、授業体験、昼食を楽しみました。
最後に茗溪生がSJI生に創作ダンスを披露し、Padletというデジタルツールを使って「Friendship Wall」という形でお互いにメッセージや写真を共有し、別れのセレモニーを行いました。世界中にIBを通じて学んでいる仲間がいることを強く実感できた1日となりました。