11月12日、13日の二日間、中学1年生は茨城県猿島にある「さしま少年自然の家」にて宿泊学習を行いました。この学習の主な目的は、屋外での活動を通じて、困難を乗り越えながら課題に取り組む中で、それぞれが主体的に議論し、協働する経験を積むことです。
初日には、オリエンテーリングを実施しました。班ごとに得点を競い合い、地図とコンパスを使いながら周囲の地形を活用したポイント巡りを行いました。夕方には班で協力してカレーライスを野外で調理し、夕食を楽しみました。その後のキャンプファイヤーでは、生徒たちによるダンスや歌のパフォーマンスが披露され、大いに盛り上がりながら1日目を締めくくりました。
2日目は理科学習の時間を設け、生物の授業で学んだ植物の知識を応用した実験や観察を行いました。班ごとにリサーチクエスチョンを設定し、例えば「葉の色と光合成の効率に違いがあるのか」や「枯れ葉の気孔の状態の観察」など、興味深いテーマに取り組む姿が見られました。創意工夫に満ちた活動を通して、班ごとに充実した学びを深めることができました。
この宿泊学習を通じて、生徒たちは自然の中で仲間と協力し合いながら貴重な経験を積むことができました。今後の学校生活でも、この経験を活かしてさらに成長していく姿を期待しています。