12月16日~18日、6年生IBコースの生徒が「Group 4 Project」を実施しました。このプロジェクトでは、生徒たちが物理・生物・化学で学んだ知識を活かし、協力して課題解決に取り組みます。今回は「サクラサイエンスプログラム」の一環として、タイの王立シーナカリンウィロート大学付属プラサーミット高校と台湾の台中女子高級中学(高校)から各4名の生徒を招き、国際的なコラボレーションを行いました。各班に海外からの生徒が1名ずつ加わり、多文化の中でプロジェクトを進めました。
今回のテーマは生徒たちと話し合い、「災害」に決定。4人程度のグループに分かれ、テーマに基づいて実験内容を企画しました。例えば、ある班は液状化現象に注目し、水の量が液状化現象に与える影響をデータで分析しました。他の班は火山活動や耐震構造をテーマに実験を行うなど、多様な視点から災害を探究しました。
最終日の3日目には、各グループが英語で成果発表を実施しました。質疑応答を含むディスカッションは活発に行われ、大いに盛り上がりました。短い期間ではありましたが、異なる教科を学ぶ仲間や異文化を持つ生徒同士が協力し、プロジェクトを成功させたことは、生徒たちにとって貴重な経験となりました。