中学3年生研修旅行
広島・京都方面研修旅行

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中学3年生は、12月7日から11日までの4泊5日で、広島・京都方面へ研修旅行に訪れました。単なる観光ではなく、充実した研修とするため、9月初めから緻密に準備を進め本番を迎えました。

1日目は早朝の羽田空港に集合、空路で広島へ。バスで忠海港へと移動し、そこからフェリーで10分余の場所にある大久野島へ。ここでは山内正之先生より、大久野島での毒ガス製造の歴史について講演をいただき、その後島内の遺跡・遺構や資料館を見学しました。

2日目はまずグループ毎に分かれ、宿で被爆体験について話者の方 からお話しいただき、その後平和公園の碑巡りへ。供養塔前で平和 の誓い・千羽鶴奉納を行い、平和記念資料館を見学後、京都へ。
3日目は調査活動のメインといえる班別テーマ研修。事前に選定し下調べを尽くしたテーマに沿って午前午後に1か所ずつ、訪問先を訪れて見学・聞き取り調査に取り組みました。通常は中々、触れることのできない情報まで触れられ、深い調査内容になりました。

4日目はクラス別見学で立命館大学国際平和ミュージアムのほか、北野天満宮、金閣寺、龍安寺、京都御所を訪れました。午後からは 最後の研修場所、延暦寺へ移動。法話では竹林氏より、仏教の教えを通して平和や学問の重要性等について、お話しいただきました。

5日目は朝、国宝の根本中堂にて坐禅止観に取り組み、心を静かにして自分を見つめる時間となりました。延暦寺での研修を終えて、 再びクラス別見学へ。銀閣寺、清水寺などを訪れ、昼過ぎにはいよいよ帰路へとついたのでした。
タイトなスケジュールの中、生徒たちはそれぞれ貴重な体験をし、視野を広げたり価値観を変容させたりする経験ができたようです。

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