高校2年生は10月9日~15日の6日間、オーストラリアで研修をしてきました。今年度から2クラスずつ3都市(AB組シドニー、CD組ブリズベン、EF組メルボルン)に分かれました。 研修はまず2泊3日のファームステイから始まりました。使い慣れない英語でコミュニケーションを取りながら、異文化を体験し、オーストラリア人の温かさに触れ、感動している生徒が多くいました。
翌日は今年からスタートしたカルチャーデイ。班単位(ひと班男女混合6~7人で構成)で市内を散策し、オーストラリアの文化や歴史に触れる活動をしました。事前にインターネットやガイドブックで見学先を決定し、どの交通手段を使用して移動するか、入館料はいくらなのか、行動計画をきちんと立てて現地で行動しました。各班には必ず現地の大学生がツアーアシスタントとして1名つき、英語で交流しながら丸1日楽しみました。
最終日は学校交流。各都市2校ずつ現地の学校を訪問し、スポーツ交流をしたり、授業に参加させていただいたりと充実の1日を過ごし帰国の途に就きました。
…と、ここで締めくくりたいところですが、CDEF組の帰国時、シドニーで天候が悪化(ものすごい嵐)し、国際線が欠航するという今までに経験したことのない事態が発生しました。自然の猛威にはかなわないということを中学時代のキャンプで経験済みの生徒は「屋根があるところで寝られるだけでよいですよ」と冷静に話していました。その夜はカンタス航空のラウンジで過ごすという滅多にできない経験をし、無事15日の夜に帰国しました。
これで茗溪学園の行事の集大成となる海外研修旅行が幕を閉じました。様々な経験ができた充実の6日間でした。