7月17日(火)と18日(水)のサマースタディーゾーン期間、中学2年生は理科実験と英語のプレゼンテーションを行いました。理科実験では、ピンホールカメラを作成しました。カメラが出来上がると、生徒たちは「穴があるだけでスクリーンに風景が映ること」にとても驚いていました。授業で理論は学んだことを実際に体感した瞬間でした。次に、虫眼鏡が光を集めて作る像を見て、「すごい、すごい!」と言って、教室の窓にへばりついて外の景色を見ていたり、興奮のあまり廊下に飛び出していく生徒もいました。今回の理科実験では、まっさらな画用紙に生徒が自分で設計図を写し、自分で組み立ててピンホールカメラを作りました。
「もの作り」には知恵が必要です。線をまっすぐ引くこと、切ること、立体的に組み立てること、これらの一見単純に思える作業でも子供たちは難しいと感じていたようです。「ものは買う」ということが常識となっている現代、生徒たちは「ものを自分で作る」という経験がほとんどないのではないでしょうか。
英語のプレゼンテーションは、中学2年生になって学習した様々な比較表現を使い、自分で選んだトピックについて色々な視点から比較し発表しました。たとえば、地球と火星の直径の比較、日本とロシアの面積や人口の比較、二つの滝の長さの比較、自分の好きなスポーツ選手の身長や体重の比較、自分の兄弟についての比較などなど個性あふれるプレゼンテーションを披露しました。各自資料を準備し、ジェスチャーを織り交ぜながら堂々と発表する姿が印象的でした。今後のプレゼンテーション活動につながるとても有意義な時間となりました。