去年のアメリカ、デスバレーにおける生物学的な調査研究と打って変わって、今年のインターナショナルスタディツアーは世界最大規模の素粒子物理学の研究所である「欧州原子核研究機構」、CERNを訪問しました。おおよその日程は下記の通り。
7月7日(日) | 成田からアムステルダムを経由してジュネーブへ。 |
---|---|
7月8日(月) | 午前に展示施設『ミクロコスム』、コンピュータセンター、コントロールセンターを見学。コントロールセンターでCERNのLHCについての講義を受けた。午後は一般用の概略説明とガイドツアー(超伝導磁石、LEIRなど)に参加。 |
7月9日(火) | ATLAS実験装置について素粒子物理学の先生方から講義を受け、見学を行った。検出器見学で地下100mに入る。夕食は、日本から派遣されている大学院生2名を囲んでの会食会。 |
7月10日(水) | 首都ベルンのアインシュタインミュージアムにて、午前に展示物の見学を行い、午後学芸員からの説明を受けた。 |
7月11日(木) | ALICE実験装置について原子核物理学の先生方から講義を受け、見学を行った。検出器の見学で地下100mに入る。夕食は、日本から派遣されている大学院生2名を囲んでの会食会。 |
7月12日(金) | ジュネーブからアムステルダムを経由して成田へ。(13日帰着) |
講義の大半は英語で行われたが、事前学習会の成果もあり、生徒は積極的に質問し、先生方からは「Good Question」と何度も褒められました。生徒達には刺激に富んだ一週間だったと思います