高校2年生は、第2食堂にて海外研修旅行の事前研修として2つの講演を聞いた後、個人課題研究の中間報告会（7月17・18日実施）に向けての準備としてプレゼンテーション講座を受講しました。

まずは、本校社会科教員による「オーストラリアの地理と歴史」についての講演でした。そこでは、自然環境や産業、さらには現代のオーストラリアが過去の歴史から、文化的な多様性を相互に認め合い、多文化主義を積極的に推進している国であることなどが紹介されました。

次に、筑波大学生物学類生物科学系の徳永幸彦先生による「進化について」のお話を伺いました。先生は「絵で分かる進化論」の著者ですが、ご専門は数式を使って生物の進化を考えることだそうです。オーストラリアの動植物は固有の進化を遂げたことで知られていますが、オーストラリアに限定せず、世界の生物の進化について幅広くご紹介いただきました。中でもかつて地球が氷に覆われていた時代があり、それを解明した研究者の活躍の話は興味深い内容でした。

最後は、本校教員によるプレゼンテーション講座では「茗溪流うまいプレゼン3法則」を学びました。その中で、つくばサイエンスエッジ2013で未来志向賞を受賞した先輩の発表映像を見せていただきました。このような発表がしたいと感激し、発表準備に意欲的に取り組む決意を新たにしました。

講演が続きましたが、生徒はそれぞれ熱心に傾聴し、有意義な時間を過ごしました。