高校1年生は、サマースタディゾーン初日の19日に、「環境」をテーマに、国立環境研究所の6人の先生においでいただき科学講演会を行いました。先生方より環境の各分野での最先端の研究について直接お話を伺うことができ、貴重な学習の機会となりました。
午前には、基調講演として中島英彰先生より、「地球環境と南極観測」というテーマでご講演いただきました。中島先生は過去2回南極越冬隊として南極観測に参加され、オゾンホールを専門に研究をされています。4年前の2回目の南極観測の際には、茗溪学園と昭和基地をテレビ電話でつなぐ交信を行い、南極の様子を間近に知る体験をさせていただいたことがあります。午後には、生徒はあらかじめ希望した6つの分科会に分かれて講演を聞きました。
分科会タイトル
- 温室効果ガス全体分布のモデリング
- 生物・生態系環境と生体遺伝情報解析
- 河川・湿地帯における生態学
- 広域大気汚染のモデリング
- 環境経済政策とは
- オゾンホール
そして21日には、各分科会の代表が自分で作ったPPを使って全体会で報告を行いました。