SS数学Ⅰ 論理パズル

0001中学1年生短期入寮中の5月24日(火)の夜に、SS数学Ⅰの論理パズルを使って理系で必要な、「仮説を立て、すべてについての場合分けをして、論理的な立証をする」という流れの出発点となる課題4問に中1の生徒が挑戦しました。

各クラスには、数学科の教員と担任の先生がアドバイザーという形でつき、班長が司会をして時間を区切って各自がワークシートに記入し、班で協力して全員を納得させながら進め、課題4問をクリアーしていきました。

課題2 は絶対に嘘をつかないエンジェル、必ず嘘をつくデビルと気分で嘘をつく人間の三者の問題でした。

○エンジェル・デビル・人間が一人ずついる。この外見からは分からない三者をA,B,Cとします。そのそれぞれが次のように発言しました。
A:「私はエンジェルではない」   B:「私はデビルではない」  C:「私は人間ではない」
このとき、A,B,Cは何者になるか、確定しなさい。

各班、矛盾するパターンを見つけながら、よく話し合って確定していっていました。課題2が終わった後の理解度は「よく分かった=67.7%,分かった=20.1%」 という結果になりました。生徒の感想も「班の人と協力して頑張った」「論理的に解決していくことが面白かった」など、今までの数学とはひと味違うSS数学Ⅰの世界を堪能していました。今後もSS数学Ⅰの授業は更に発展していく予定です。

 

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