29回生の川井良介さんが7月13日に行われた茨城県予選会で、実力者の多い筑波大生や県警を抑えて準優勝という素晴らしい成績をおさめ、全日本選手権大会に初出場を決めました。

全日本選手権大会は毎年11月3日に日本武道館で行われ、優勝者には天皇杯が授与される一番栄誉ある大会です。出場者は各都道府県の優勝または上位者で、その半数以上は日ごろから多くの練習を積んでいる警察官であり、出場することすら夢の舞台と言えます。

川井さんは茗渓学園時代、キャプテンとして部をまとめ、全国中学校剣道大会ベスト16や関東高等学校剣道大会ベスト8などの成績を修めました。また大学時代は関東学生剣道優勝大会で3位、全日本都道府県対抗剣道優勝大会では茨城県代表選手として出場し準優勝を修めています。現在は筑波大学人間総合科学研究科体育学専攻の大学院生として勉学にも励む傍ら、本校の非常勤講師と剣道部コーチとして生徒達を指導してくださっています。

出場者の平均年齢をみてもここ数年は30歳であり、川井選手はかなり若い年齢での出場となります。若さ溢れる、思い切った試合をして欲しいと思います。当日はテレビ放映やインターネットでの配信もありますので、是非応援してあげてください。