国際協力スタディーツアー「ラオス研修」

国際協力スタディーツアーは、国際協力に関心のある生徒に開発途上国でのフィールドワークの機会を提供する、海外で活躍する日本人との出会いを通して自分のキャリアを考えることを目的として実施したものです。
今回は5月4日から8日の5日間、6名の高校生(1年生が2名、2年生が4名)が東南アジアのラオスに訪問しました。6名の高校生は国際協力に関心のある生徒たちで、中には個人課題研究で児童労働、途上国の子どもの幸せ、ラオスの義務教育などをテーマにしている生徒も参加しています。

ラオスでは、主に6箇所の団体を訪問し、フィールドワークを行いました。
現地のNPO団体COPEは、不発弾により負傷した人へ義足援助をしており、ラオス国内の不発弾の処理状況やそれによる事故、義足支援などについて現地スタッフから英語で説明をしてもらいました。
二日目には、青年海外協力隊員が活動するバンクン中学校に訪問。中学1年生に日本文化を紹介する活動や副校長と協力隊員に質問をさせていただきました。
ほか、図書支援を行う「ラオスのこども」、障害児教育を支援している「AAR Japan」、職業教育を支援している「IV-JAPAN」などラオスで活動している日本のNGOを訪問させていただき、事業紹介をしてもらうとともに質疑応答や体験をさせていただきました。
参加した高校生らは、事前学習で得た知識などをもとにたくさんの質問(時には英語で)をし、ラオスの状況を把握するとともに国際協力のあり方について考えていきました。

今回の研修の成果は文化祭でポスター発表をする予定です。

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