7月23日(土)、国立環境研究所・夏の大公開が行われました。
今回のプログラムの一つとして、『徹底討論 地球温暖化対策―低炭素社会を目指す―』というテーマで、パネルディスカッションが行われました。
高校生代表パネリストとして、本校から高校2年生の高木彩さんが参加し、
専門家の先生方と一緒に、テーマについて議論を行いました。
当日は、環境省・関谷氏より低炭素社会実現に向けた政府案(2030年目標)の説明がなされ、続いて毎日新聞記者・大橋氏から、政府案の国民への伝達について、環境研・藤野氏より「2050低炭素ナビ」の説明がそれぞれ行われました。
その内容を受け、高校生パネリストの髙木さんが、先生方の説明に対する質問を行い、最後に感想を述べました。
今回のパネリストの中では、高木さんは唯一の学生でしたが、環境問題への意識も高く、専門家の先生方を相手に立派に質問を行いながら、最後まで活躍してくれました。また、会場来場者とも、説明に対する意見交換が行われました。
地球温暖化対策の必要性が叫ばれる中、具体的な対策が提示されないまま時間が過ぎようとしていることも問題となっており、私たち国民の間でさらに議論を重ね、問題解決に向けて共通の認識を持つ必要性を改めて感じさせられた討論会でした。