11月14日・15日、「第14回全日本高校模擬国連大会」が実施され、本校より高校生2名(井ノ上さん・齋藤さんペア)が出場致しました。
今回は「宇宙利用(Uses of Outer Space)」というテーマのもと、井ノ上・齋藤ペアはブラジル大使として、宇宙を開発・利用する際の国際ルールの枠組みや制度について、白熱した議論を交わしました。
模擬国連大会参加本番に向けての準備として、今回、スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去サービスの開発に取り組む株式会社アストロスケールホールディングス様を訪問、事前リサーチを実施致しました。当日はCEOの岡田光信様と面会させて頂き、ジェネラルマネージャーの伊藤美樹様にスペースデブリ除去技術に関してのお話をお伺い致しました。また、宇宙政策部門リーダーの岩本彩様からは、国連のデブリ除去に関する政策などについてのお話も伺うことができました。
さらに宇宙航空研究開発機構(JAXA)の菊地耕一様、竹内悠様ともオンラインでの質疑応答をさせて頂く機会も設けて頂き、大変有意義な研修をさせて頂きました。
大変お忙しい中、本校生徒の訪問をご快諾頂きました関係の皆様、スタッフの皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
参加生徒の感想:
高校1年生 齋藤さん
「宇宙利用」という議題に臨むにあたって、アストロスケール様への訪問、JAXAの方にお話を聞かせて頂くことができました。様々な方々のご協力があり、今回リサーチを深めることができました。本当にありがとうございました。大会当日は各国の立場や状況が違う中で利害を一致させつつ、また自国の国益を確保しながら、議論をしていくというのはとても難しかったです。
しかし、内政と外交に分かれて行動できた点は良かったと思います。全国のハイレベルな高校生たちと議論を行えたことは、とても貴重な経験でした。ありがとうございました。
高校2年生 井ノ上さん
今回、私たちは全国高校生模擬国連大会に出場致しました。大会出場にあたり、事前の書類予選も厳しいため、かなりの時間をかけ準備しました。初めての模擬国連ということもあり、リサーチの仕方やルールの把握など苦戦致しましたが、準備の段階で㈱アストロスケールさんへの訪問、JAXAの皆さんにお話を伺うことができました。 本番では初日に大体の流れや雰囲気をつかむことができ、積極的に活動ができました。その一方で、模擬国連の重要性を実感したことも事実です。また参加する機会があったら、ぜひこの経験を活かしていきたいと思っています。今回ご協力頂いたすべての皆様に深くお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。
リンク:
第14回全日本高校模擬国連大会