11月23日(火)、清々しい空気につつまれたつくば国際会議場にて、茗溪学園主催「公開
教育シンポジウム2021」を開催いたしました。今回は新型コロナウィルス感染予防の観点
から、国際会議場では限定入場制とし、インターネットを通じてシンポジウムの様子を同
時配信いたしました。ネット配信調整の関係で開会時間が遅れてしまい、ご参加頂きまし
た皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
宮﨑淳校長の開会挨拶を皮切りに、基調講演として柚木副校長・宍戸教務部長より、教育
シンポジウム開催趣旨と本年4月開設したアカデミアクラス(AC)に関する説明等を行い
ました。
パネルディスカッションでは、「遠回り教育のカリキュラム方針とその実践 自立的・自
発的な学びをencourageするために」というテーマでACクラス担当教員による授業の様子
や現状課題等をご報告しながら、会場からの質疑応答を含め、活発な意見交換をさせて頂
くことができました。また、「大学が求める人材≒中等教育に期待すること」と題して、
大阪大学大学院教授 石渡通徳先生、大東文化大学教授 平尾淳一先生、日本大学 山浦義彦
先生にそれぞれご登壇頂き、大学教育の現状をふまえ今後の中等教育に期待することにつ
いて等、それぞれ大変貴重なご講演を頂きました。
午後の部では特別講演として京都大学大学院 医学研究科教授 中本裕士先生に「放射線科
医師となって思うこと−人間万事塞翁が馬−」と題して、核医学を用いた最新医療や、海外
を含めた様々なご経験と医師になられるまで等について、興味深いお話を含めたご講演頂
きました。最後にNPO法人TECUM理事長の長岡亮介先生、谷田部篤雄AC委員会委員長に
よるまとめの総括講演を行い、宮﨑校長の挨拶をもって、閉会致しました。
今回は祝日にもかかわらず、本校関係者以外から大変多くの皆様に参加お申込み、ご参加
を頂きました。国内外からネットによるご視聴を含め、ご参加頂きました皆様、本当にあ
りがとうございました。このたびのシンポジウムを開催するにあたり、石渡先生、平尾先生、山浦先生にはパネルディスカッションアドバイザー、パネリストとしてご協力頂き、心より感謝申し上げます。
また、共催のご協力を頂きましたNPO法人TECUM理事長の長岡亮介様、関係の皆様には
、事前準備からシンポジウム開催に向けて多大なるご尽力を頂きました。この場をお借り
致しまして厚く御礼申し上げます。