1月19日、高校1年生のPre-IBクラスの授業において、筑波大学生命環境系教授の佐藤忍先生による講演会が行われました。
Pre-IBクラスに所属する高校1年生の授業では、自然科学と社会科学、人文科学との関わりや相互の与える影響を総合的に学び、考察する機会が多く設定されています。高校2年の4月より本格的にIB課程で学ぶための準備の一環として、今回はリベラルアーツ内容分野の講演会が行われました。
佐藤先生から「植物が茎の傷を治す仕組みと食卓に上る遺伝子改変生物の安全性」に関するテーマで、前半の講義では、植物の茎が傷を修復する過程を制御する植物ホルモンや遺伝子の働きについて、後半は、遺伝子改変利用の食品安全性や自然環境に与える影響、遺伝子改変生物の環境安全性の審査等について、お話頂きました。
内容的にかなり高度なお話もありましたが、今回の授業を通じて参加生徒たちは、IB課程の内容につながる様々な視点、学びを得ることができました。